2014年08月12日

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目

8月8日

夜中、テントに叩きつける雨の音で目を覚ます

「また雨や~」

昨日、一緒に飲んでいた方は、ラジオを聴いていて、

「明日は、昼からが雨かな?」 と言っておられたが、それは、富山市内の事
やはり、山は、あてにならない



6時前、食事を済ませ、テント内をかたずけていると、その方は
「今日は下ります」 と声をかけてくれて、出発された

雨の止んだスキにテント撤収

すぐ上に張られていた年配のご夫婦
「九州から来たと  もう、10日程山にいる」

撤収作業をしながらの、楽しいひと時でした   あんな風になりたいな~

テン場出発時の写真  テント2つは、2人組の女性   連泊されるようですね

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目








お花畑の木道を歩いて行きます

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目







雨露のチングルマの綿毛   これが撮りたくって、1cmマクロで撮れるデジカメを選んだんです

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目







テン場を見下ろせるところまで来ました

2日かけて来た雲の平  また、来たいな~

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目







ピンクのカッパの、ソロのおじさん  これから、何度も出会いました

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目








祖父岳分岐を左へ

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目








雪渓を歩く、神奈川からの女性2人組  最終日まで、何度も会いました

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目








祖父岳への登り

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目







山頂には、ケルンがいっぱい

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目







左 ワリモ岳   右 鷲羽岳 

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目








登山道横のお花

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目









歩きながら考えている今日のルート

水晶岳往復して、三俣山荘泊か?、水晶岳パスして、双六山荘泊か?
小屋泊か? テント泊か?

目に前のワリモ岳、鷲羽岳がガスがとれた

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目







標識ボロボロ   奥深いところなので、仕方がないです

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目








壊れた標識を撮っていると、「クック~」 と鳴き声
振り返ると  雷鳥親子  雛可愛い~~~~

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目







ルンルン気分で水晶岳の分岐まで来ました  親切な方に撮ってもらいました

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目















ガスと、雨がひどくなってきたので、水晶岳はあきらめて、ワリモ岳方面へ

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目








物凄い強風と雨の中、見えたワリモ岳頂上

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目








頂上手前でルートミス  急なザレ場に踏み跡あるし、少し下ってしまった
こんなルートはおかしい! と思って、すぐに引き返す
見えないところに、ルートはありましたが、マークが欲しい箇所でした

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目







気温10℃ 早朝から変わらない  温度計壊れてるの? と思うほど
登りのせいで、寒くはないけど、手が冷たい
雨の中、重たいザックおろして、カバー外して手袋取るのがめんどくさくって、そのまま歩く

先が見えないガスと雨の中、やっと鷲羽岳山頂  今回の最高地点 2924m

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目








風をよけて休憩していると、上がってこられた方に撮ってもらいました

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目








下り途中、今回最大のアクシデント!!
濡れた岩に足をすべらせ転倒
横にこけて、左手を強打

すぐに起き上って、左手を動かしてみると、大丈夫な感じ
でも痛い!

アンダーシャツに、カッパも来ていたので、よく確認しないでそのまま降りる

途中、2回目の雷鳥

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目










三俣山荘まで下りてきた

ここで、左腕を確認すると、無茶腫れてる
やばいよ この腫れ方・・・

山荘のベンチで、ラーメン作って温まろうと思っていたけど、動けるうちに進もうと思い、お昼休憩なしで歩くことに

鷲羽岳山頂から一緒だった、東京からのソロの女性は、三俣山荘でお昼休憩
同じく、埼玉からのソロの男性と一緒に双六山荘まで行く事に

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目







2日前は、中道ルートだったけど、今日は巻道ルートで

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目







巻道ルートなんで、アップダウンがそんなにないのかな? と、勝手に思っていたけど、中道ルートの方が楽な感じ

一番の急登ですれ違った24名の団体さん

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目






たまーに景色が見れることもあったけど、ずっと真っ白

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目






やっと分岐まで  あと10分ほどで双六山荘やけど、体はもうバテバテ

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目









やっと見えた双六山荘

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目








一泊目は、高校生に負けるかと思って、テン泊にしたけど、今日は、小屋泊

小屋に到着し、受付をするまでが大変
バテバテの体、靴脱いで、スパッツ外して、カッパ脱いで、床にしずくを落とさないよう気を付けて

ここのスタッフの対応は素晴らしかった
山小屋と言うより、旅館の対応 
 
「受付で、怪我をしていることを伝えると、先生が、まだ戻っていないので、後で」

部屋に案内されると、すぐに着替え、お楽しみの一杯

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目






談話室では、同じ思いの方ばかりで、初めて会う方でも、話が弾む

三俣山荘で別れた女性とも合流

談話室の向こうでは、富山大学の診療所の先生と学生さんたちが、一人の女性を囲んでます
見ると、足首をガードし、包帯が・・・

旦那さんと、同じ部屋で、翌日の朝食も一緒だったので話を聞くと

「三俣山荘手前で、大きいクマに出会い、(1mほどの距離)びっくりして、こけて、捻挫した」   との事

それから、旦那さんが、ダブルザックで、コースタイム2時間の所、4時間かかって診療所のある双六山荘まで来たそう
捻挫された奥さんも、良く歩かれましたよ、ホンマに

ヘリで搬送なんですが、何日も飛んでいない上に、台風直前だったので、数日後の搬送だそう
怪我されたのは、お気の毒ですが、  「クマに襲われてなかったので、まだ、ましでした」

早々の回復を願っております
 


私の怪我はと言うと、

学生さんに、後で見てほしいと伝え、飲みつづける
怪我してるのにいいのか? と、思いながら・・・


約束の4時に、診療所へ

「保険効きませんし、料金かかります」

と言われて、びっくりしたけど、¥1000でした

傷の処理と薬をもらって、山荘戻って、また飲んでいると、学生さんが来た

「薬、玄関に落ちてました」

ポケット確認すると、入ってない・・・



ホンマ、失礼な奴です  先生や、学生サンたちに申し訳ないです・・・





体が元気を取り戻してから、自炊室で晩御飯

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目









部屋は、10人部屋に3人  ガラガラ~

テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 3日目





何時に寝たか、覚えてないけど、布団に入って、すぐだった




































































同じカテゴリー(北アルプス 雲ノ平)の記事画像
テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 4日目
テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 2日目
テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 1日目
同じカテゴリー(北アルプス 雲ノ平)の記事
 テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 4日目 (2014-08-13 20:54)
 テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 2日目 (2014-08-11 20:28)
 テントを背負って、秘境 雲ノ平へ 1日目 (2014-08-10 13:19)

 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。